外壁塗装で使われるアクリル塗料とは?
アクリル塗料とは主にアクリル樹脂を主成分とした塗料をいいます。合成樹脂でも耐久性に優れた樹脂で、加工しやすいという特徴があり、ボールペンなどの文具からコップ、照明器具や電子部品などいろんな場面で活用されています。
外壁に使われる塗料でも1950年代ごろから製造販売が始まり、発色がよく、価格も安いため、人気を集めました。現在は高性能なシリコン塗料やフッ素塗料が登場し普及するとともに、アクリル塗料が外壁塗装に使われることも減りつつありますが、安価ということで人気は残っています。
アクリル塗料の利点
アクリル塗料のメリットとして一番は価格が安いということでしょう。他の比べると耐用年数は短いものの、シリコン塗料より3割ほど安く済みます。イメージを変えたいなど、外壁を頻繁に塗り替えたい場合はアクリルを選ぶよいでしょう。
アクリル塗料はカラーのバリーションが多いのもメリットの1つです。いろいろなメーカーから多くの製品が開発・販売されているため、選色に心配はほとんどないといえるます。また、発色がよいのも特徴です。
また、扱いやすいというメリットもあり、ほとんどが1液型であるため、一般の方でも扱いやすいというのが特徴です。他と比べて施工ミスが起こりにくいということも特徴です。
デメリットは?
デメリットを挙げるならば、耐用年数が短いということです。耐用年数は5~7年程です。他の塗料と比べ短めとなっており、5年〜7年で剥がれてきますのでメンテナンスが必要となってきます。長期的なコストパフォーマンスを考えると他の塗料より劣ります。また、他と比べて紫外線に弱いということもあり、シリコン塗料などと比べると劣化しやすく、塗装から5年程で色褪せがでてきます。また、塗膜が硬いという性質もあります。時間の経過するとひび割れがでてくるというデメリットもあります。ひび割れを放置すると内部に水が侵入し内部が劣化していきます。
アクリル塗料は、現在では外壁塗装に使われることは少なくなっていますが、価格が安くカラーバリエーションが豊富といったメリットがあります。一方、他の塗料と比べると耐用年数は短いため、こまめな塗り替えが必要というデメリットがあるのです。浸透性の高い塗料でもありますが、こまめな塗り替えが問題ないのであればアクリル塗料を選択してもよいかもしれません。

